開発ストーリー
構想から完成まで約2年。
食卓にちょっとした幸せをお届けする
アルビスがこだわり抜いた、北陸の味。
2019年、ご当地調味料が人気となっていた頃、北陸の素材にこだわった調味料を使った美味しい惣菜を作りたいと、地元在住の料理研究家、山崎亮子さんに相談したことが始まりでした。九州出身の山崎さんが思い出したのは、幼少期からおふくろの味として慣れ親しんできた、どんな料理にも合う「万能たれ」を使った惣菜。当時、北陸に「万能たれ」があまり知られていなかったことを知り、当社の商品開発担当者が一緒に地元の調味料メーカーへ共同開発を持ちかけたことで話が進みました。
まず始めたのは、北陸の素材にこだわった調味料づくり。
北陸の発酵食文化をふまえ、味噌・日本酒・酒粕を使うこと、誰でも安心して食べられるよう添加物不使用の調味料にすること、さらに野菜や果物の旨味をプラスし深い味わいにしたいという思いがありました。
味が決まり喜んだのも束の間、大量生産するとなると、材料の配合バランスが難しく、何度も失敗。根気強く試作を重ねていくうちに、この調味料の美味しさを惣菜として伝えるのではなく、「万能たれ」としてお客様のご家庭で毎日使っていただきたい、と強く思うようになりました。
いろんなお料理に使えるからこそ、真の「万能たれ」。どんなジャンルの料理にも合い、料理に深みが増して簡単に美味しくなる、そんな自信作が完成しました。
これから、たくさんの皆様の食卓を笑顔にする、『ご家庭に1本の万能たれ』になるよう、少しずつ商品を育てていきたいと思っています。いつかこの「万能たれ」が、北陸を代表する味になることを夢みながら・・・。