アルビス株式会社

食彩情報

食彩王国Ⅱ

雪の下で育った玉ねぎを、夏に食す。

となみ野で生まれた新しい玉ねぎ。

となみ野
夏の「となみ野」。広大な田園を緑に彩る稲が、おだやかな風にそよぐ。ここは、お米の産地としてよく知られていますが、もうひとつ注目したい農産物があるのをご存知でしょうか。それは、「雪たまねぎ」です。夏にはかなり気温が高くなるこの地域ですが、12月下旬から3月初旬にかけては、雪にすっぽりと覆われてしまいます。その雪の下でじっと耐え、春の訪れとともにいっきに成長し、7月から9月に収穫期を迎えるのが、この雪たまねぎなのですね。春の強い日差しと、雪解け水をふんだんに吸収した雪たまねぎは、となみ野の大地の栄養もたっぷりと吸収して、甘くて瑞々しい美味しいたまねぎに仕上がります。

玉ねぎの出荷が少なくなる夏が、旬。

玉ねぎ
ところで、玉ねぎの旬って、いつなのでしょう。ちょっと調べてみると、日本でもとくに生産量の多い北海道産が9月から翌春の3月、また愛知や佐賀県産が3月から5月となっているようです。品種や産地によって幅があるため厳密には言えませんが、8月前後は全国的に出荷量が少なくなるようです。そのことから考えてみても、ちょうど今、夏の暑い季節に収穫期を迎える雪たまねぎは、とっても貴重な野菜と言えるかも知れません。アルビスではJAとなみ野さんのご協力を得て、とれたての雪たまねぎをぞくぞく入荷。9月の上旬頃まで店頭に並びますので、この機会にぜひご賞味いただきたいと思います。

雪たまねぎで、極上カレーをつくろう!

カレー
さて、玉ねぎといえば、いろいろな料理に使えるわけですが、暑い季節はやっぱり、カレーですかね。カレーは基本的にどんな食材とも相性がよく作り方も簡単。お好みの夏野菜を選んでいろいろアレンジすることもできます。でも、せっかくですから、この雪たまねぎを使って、「あめたまカレー」にチャレンジしてみませんか。あめたまカレーとは、細かく刻んだ玉ねぎを、鍋やフライパンなどで飴色になるまで炒めてから煮込んだカレーのことです。具材は玉ねぎだけになりますが、じっくり炒めることで玉ねぎの甘味がひきたつ極上カレーのできあがり。レストランの味をお楽しみいただけます。夏のスタミナをつけるためにも、お試しになってはいいかがでしょうか。